英ウィリアム王子もバカンスで訪れたらしい「天国の島」――モルディブ

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(写真=PIXTA)

昨年、英国ウィリアム王子とキャサリン妃がバカンスで訪れたと一部で報道されたモルディブ(共和国)は、インドとスリランカの南西のインド洋に位置する、1000を超える島々で構成されるリゾートアイランド。原則的に1つの島に1つのホテルが整備されており、滞在時のプライベート感覚は、世界各地のリゾートの中でも"最高位のプライベート感"を提供している。

モルディブには大掛かりなアクティビティなどを用意した施設はなく、滞在中はとにかく、時間の流れに身を任せて本来の“何もしないことが最高の贅沢”というリゾートライフを満喫できる。

ルイ・ヴィトンが運営を手掛ける「シュヴァルブラン・ランデリ」、130軒ものヴィラが島の入り江に沿って配置される「ワン&オンリー・リーティラ」、水中レストランがある「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」など、全世界のリゾート地でホテルを展開する有名チェーンが、ホスピタリティの高いサービスを提供しているのが特徴といえる。

政府肝いりで開発されたメキシコ随一のビーチ――カンクン

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(写真=PIXTA)

1970年代にメキシコが政府主導で開発したビーチリゾート・カンクンは、珊瑚礁の周辺に100軒以上のホテルが立ち並ぶメキシコ随一の煌びやかな観光都市だ。世界遺産として登録されているマヤ文明の遺跡「チチェン・イッツァ」や、絶壁の上に建てられた城壁都市の遺跡「トゥルム」などがあり、年間300万人のツアー客が訪れる。

多くのホテルのビーチはカリブ海に面し、海水の透明度は世界有数だ。中でも、広大なプライベートビーチが広がる「ザ・リッツカールトン・カンクン」は、中心地からやや離れた位置にあるが、伝統的なアジア料理のほか地中海料理などを提供するレストランを設けている。

このほか敷地内のプールとホテル屋内のスパが広大で、多国籍な料理を他店舗で展開するカンクン最大級ホテルの「フィエスタ・アメリカーナ・グラン・コーラル・ビーチ・カンクン・リゾート・アンド・スパ」など、複合型リゾートが点在する。

ブラピ夫妻の訪問で一躍知れ渡ったベトナムの秘境――コンダオ諸島

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(写真=PIXTA)

今夏、俳優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻が訪れたことで知名度が上がったコンダオ諸島は、ベトナムの自然が手付かずで残る「最後の楽園」だ。10を超える島々にはマングローブが生い茂り、透き通る珊瑚礁の海はウミガメ生息保護地区であり、野生のジュゴンも生息する。

諸島内で最大級のリゾートホテル「シックス・センシズ・コンダオ」は唯一の有人島に位置し、客室はプライベート感の強い伝統的でシックな様式のヴィラタイプ。インテリアはすべて自然素材を用い、日常的な家具や素材を覆い隠して非日常的な空間を演出している。

各部屋には専属のプライベートバトラー(客室執務係)が付き、滞在者のできる限りの要望をかなえるよう務めてくれる。これぞ、セレブリティにうってつけの秘境リゾートといえるだろう。(ZUU online 編集部)