日本郵政上場
(写真=Thinkstock/Getty Images)

日本郵政グループ3社の上場まで残り1ヶ月足らず。折しも日経平均株価がここにて底入れの兆しを示していることもあり、これから投資を始めようとするビギナーのなかには、投資対象として郵政3社を検討されている方もおられるのではないだろうか。

そこでZUU onlineでは、「相場の福の神」の愛称で知られる、SBI証券・投資調査部シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏に、注目される郵政3社のポイントと見通しについて、4つのテーマに分けてインタビューした。第3回は「日本郵政3社が秘める「とてつもない」ポテンシャル」について。郵政が本気を出したらどうなるのか?福の神に語って頂こう。


郵政3社が本気で動けば何でもできる

――日本生命が三井生命を買収するとのニュースが報じられました。一説によると、かんぽ生命への対抗措置とも伝えられていますが。生保に限らず、多方面で業界再編の動きに波及する可能性はあるのでしょうか。

可能性としては、十分考えられますね。競争が激しくなれば、郵政も何を買うか分かりませんよ。たとえば、ヤマトホールディングスは拒否するとは思いますが、「ヤマトホールディングスを敵対的買収」となれば、「え? そうしたら宅急便とゆうパック、一緒になるの?」って。マーケットに衝撃が走るでしょうね。

そうなれば、圧倒的な存在ですよね。アマゾン以外は全部押さえられるようになる可能性もゼロではないですよ。時価総額13兆円の会社ですから本気でやろうとしたらあっという間にできます。流石にヤマトは難しいと思いますが、未上場の佐川急便だったら可能性はありますよ。佐川急便の株主構成は不明ですが、どう考えたって今のオーナーは佐川家ですよね。相続という問題が出てくるでしょから。未上場株とはいえ、かなりのプライシングでしょう。


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