(写真=PIXTA)
「消費税アップ」「給与アップは期待薄」「年金は出るのか」と現役世代は将来への不安要素が満載である。特に、多くの20代や30代の若い世代は将来のために少しでも貯蓄をと思いつつも日々の生活で手一杯という印象を受ける。
現役世代に対して、公的年金以外に老後資金を賄う方法を聞いたアンケートの結果、6割超が「給与(仕事の収入)」と答えたとの結果が出ている。本当に老後も働き続けなければ生活できないのだろうか?
公的年金以外の老後の資金源は?
IICパートナーズが2015年10月、20代〜50代の男女を対象にインターネット上で実施した調査(回答数550)によると、回答者の約9割が老後に不安を感じている。「老後の生活資金に関して、今感じていることは?」という質問への回答は次の通り。
非常に不安 44.9%
不安がある 23.3%
多少は不安 20.5%
不安はない、他 11.3%%
「公的年金以外の老後の生活資金・収入源は?」(複数回答) という質問に対しては、「給料(働くこと」と答えた人が62%にも上り、貯蓄を上回っている。回答全体は次のようになっている。
給料(働くこと) 62.2%
貯蓄 46.4%
退職金・企業年金 28.2%
養老保険・個人年金 23.3%
資産運用 20.9%
なし、その他 10.2%
老後も働き続けなければいけないのか、という疑問への答えを得るためには「老後資金の賢い貯め方」を知る必要がある。