(写真=PIXTA)
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「ドン・キホーテグループ(東京都目黒区)がリフォームの新業態を開始する。グループ初となるリフォーム専門ショップ「ドイトウィズリ・ホーム」を東京都新宿区にオープンする。リフォームをプロに依頼できるのはもちろん、DIYしたり、プロに一部だけサポートしてもらえる「ハーフDIY」など、多様な選択肢を提供する店舗となる。

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新店舗を運営するのはグループでホームセンター事業を手掛けるドイト(埼玉県さいたま市)。

他のリフォーム店と異なる点は、ユーザーに3種のリフォーム方法を提供する点だ。1つはリフォームの設計・施工をドイトに依頼すること、2つ目はユーザー自身が施工を自ら行うDIY、3つ目はリフォームの一部分をプロに任せ、自分でできる範囲は自ら施工するというものだ。

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中でも「DIY」と「プロと一緒にリフォームする」点を積極的に打ち出し、全部プロに頼むより料金が割安になることを訴求する。

例えば6畳の部屋の壁紙を張り替える場合、全てプロに頼めば約4万4800円で半日仕上げ。解体・下地処理だけをプロに任せて壁紙は自分で貼れば約3万4000円で1日仕上げ。すべてDIYであれば約1万3000円で3日仕上げとなる。リフォームメニューは床、トイレなど10種ある。

山添晃店長は「リフォームにかかる費用と工期を明確にして、自分の好きなスタイルを選べるようにしたことが最大の特徴」と話す。

店舗は3階建て。売り場面積は983平米。1階はDIY体験スペースで、2階は様々な部屋を体感できるスペース、3階は屋根・外壁などの外構商品を展示する。

ターゲットは40代の女性。子育てが終わり、住宅購入後から10年程度経過しているため、部屋の改装ニーズがあると見込んだ。初年度売上高計画は7億円。

ドイトでは13店舗のホームセンターを運営し、各店でリフォームの請負は行っているが、このような形式のショップは初。また、ドン・キホーテグループは総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を全国285店舗運営しているが、リフォーム専門ショップは今までなかった。(提供: リフォーム産業新聞 12月01日掲載)

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