順位 | 名前 | 所属 | 業種 | 資産(億円) |
---|---|---|---|---|
1 | 佐治信忠一族 | サントリー | 食品 | 1兆1180億円 |
2 | 武井保雄 | 武富士 | 消費者金融 | 6760億円 |
3 | 木下恭輔 | アコム | 消費者金融 | 4810億円 |
4 | 岩崎福三 | 岩崎産業 | 不動産 | 4550億円 |
5 | 森章 | 森ビル | 不動産 | 4290億円 |
6 | 糸山英太郎 | 新日本観光 | 不動産 | 4030億円 |
7 | 伊藤雅俊 | イトーヨーカ堂 | 小売り | 3770億円 |
7 | 福田吉孝一族 | アイフル | 消費者金融 | 3770億円 |
9 | 堤義明 | 西武鉄道 | 不動産 | 3250億円 |
10 | 山内溥 | 任天堂 | ゲーム | 2990億円 |
1997年に比較して、堤氏や森一族が順位を下げ、サントリーの佐治氏や任天堂の山内氏のランクインが目を引きます。
また、1997年と2002年の間の出来事としては、ファーストリテイリングの柳井氏が、2000年にトップ10にランクインされています。丁度ユニクロのフリースが大ヒットした直後頃でしょうか。2000年、2001年とトップ10に顔を出し、一旦TOP10から姿を消すのですが、 2005年に再登場されて以降は常連となります。
そして、2002年のランキングからは読み取りづらいのですが、この間の重要事項として、1999年から2000年にかけて起きたITバブル(2001年に崩壊)は無視できません。
1999年には光通信の重田氏が東証一部へ上場され、日本最年少(当時34歳)で番付けに登場されます。順位も高く99年は初登場で5位になりました。また孫氏も、2000年に資産2兆800億円となり、日本人の個人最高記録を達成します。ただ、
残念ながら2001年のITバブル崩壊により、資産額と順位を下げることになります。
2002年以降、この二人はTOP10から姿を消されるのですが、 2004年以降、ランキングに再び登場するようになります。
2007年以降のランキングの変遷については、次回以降にお送りいたします。
BY TOMB