東証1部上場企業数が20社弱と少ないこともあってあまり目立ちませんが、1月期決算企業の本決算発表が今月中旬に出揃いました。それに伴い今期の業績予想とともに配当予想も発表されています。
そこで日銀がマイナス金利を導入し長期金利がマイナスとなるなか配当利回りへの関心が高まっていることもあり今回はその配当予想を基に1月期決算銘柄の配当利回りをチェックしてみました。
そして今回は配当利回りが1.5%以上の銘柄をピックアップしてみました。
そのなかで配当利回りが3%を上回るのが積水ハウス <1928> で、今期の営業利益が前期に続いて最高益を更新する見込みのなか配当も前期比10円の増配予想となっています。そのほか菱洋エレクトロ <8068> も配当利回りが3%となっているうえ、配当利回りが2%台のものも幾つかみつけることができます。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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