5位(2位) バイエルン・ミュンヘン
(8億6700万ドル/約917億5461万円 AAA+)
ドイツテレコム(シャツ―3430万ドル/約36億 2997万円)
ドイツ代表ノイアー、オランダ代表ロッベンといった有名選手に加え、元イタリア代表カルロ・アンチェロッティ監督が就任。選手や監督の移籍が、順位に響いた結果だ。観戦チケットの安さやスタジアムの拡大で、国際的なファン層へのアピールを狙っている。
4位(4位) マンチェスター・シティFC
(9億500万ドル/約957億 8520万円 AAA‐)
エティハド航空(シャツ―2900万ドル/約30億6936万円)
欧州チャンピオンズリーグ初出場を果たすも、グループ3位で退敗。この結果を受けて、ペジェグリーニ監督の退任が予定されている。ダビド・シルバ、ロビーニョといった若手選手の活躍に今後も期待だ。ファンやスポンサーからの信頼は厚いようで、失望的な成績にも関わらず、価値は13%上昇している。
3位(6位) FCバルセロナ
(9億9300万ドル/約1050億8919万円 AAA+)
カタール航空(シャツ―3420万ドル/約36億1939万円)
リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、FIFAクラブワールドカップの王者となり、ブランド価値は28%も上昇。昨年は元スペイン代表シャビの移籍が話題となったが、スペイン選手の中で最多タイトルを保持するイニエスタは健在。通算131本のゴールをきめた最強のフロント・トリオ、メッシ・ルイス・ネイマールなど、スター選手も多く世界的にファンが多い。
2位(3位) レアル・マドリードCF
(11億4800万ドル/約1214億 2396万円 AAA+ )
エミレーツ航空(シャツ―3400万ドル/約35億9856万円)
32%価値が急増し、首位マンチェスター・ユナイテッドとの差を2200万ドル(約22億9372万)まで縮めている。2015-16 UEFAチャンピオンズリーグでは、2大会ぶりに11回目の優勝を果たした。クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマといったカリスマ選手に加え、2016年1月にはサッカー界の伝説、元フランス代表ジダンを監督に迎えるなど、波に乗っている。
1位(1位) マンチェスター・ユナイテッドFC
(11億7000万ドル/約1238億6790万円AAA)
スポンサー企業:シボレー(シャツ―契約金7740万ドル/約81億9202 万円)
プレミアリーグ最多優勝20回を誇る「赤い悪魔」。昨年夏にはファン・ペルシなど看板選手を海外チームに奪われ、その後の活躍が懸念されていたにも関わらず、今年のFAカップでは見事12年ぶりの優勝を飾った。ドル安の影響で価値は3%減となっているが、ポンド換算すると9%増となる。チェルシーFCを退任した、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎え、今後さらなる活躍が期待されている。
上位10クラブのうち、6クラブがプレミアリーグである。今回、英国のEU離脱でポンド安が進んでいることから、選手の流出なども懸念される。来年のブランド価値ランキングは様変わりする可能性もあり、今後の動向から目が離せない。(ZUU online編集部)