ニッセンHD,株式投資
(写真=Thinkstock/Getty Images)

8月第1週の東京株式市場は上値の重い展開だった。原油価格の下落に加え、円高・ドル安が進んだことからリスク回避の動きが強まった。

日銀は7月29日、ETF(上場投資信託)の買い入れ額引き上げを決定し、先週は段階的に実施された。相場を押し上げる効果は乏しかったが、市場では夏の薄商いの市場で底支えの効果はあるのではないか、と期待する向きもあるようだ。

資産価値を上回り買われる高PBR銘柄

今回は、東証1部の「PBR(株価純資産倍率)上位10社」の顔ぶれをみていこう。

(1) ニッセンホールディングス(HD) <8248> 60.19
(2) ペプチドリーム <4587> 32.48
(3) LINE <3938> 29.24
(4) スタートトゥデイ <3092> 27.06
(5) MonotaRO <3064> 22.88
(6) エムスリー <2413> 18.62
(7) ランド <8918> 16.67
(8) IBJ <6071> 15.02
(9) ディップ <2379> 15.01
(10) カカクコム <2371> 14.46
※銘柄、証券コード、PBR(実績ベース)の順。(2)(8)(9)が単体、その他は連結。

PBRは株価を1株当たりの純資産で割って算出する。PBRが高ければ、バランスシートに示された資産の価値以上に会社が評価されていることを意味する。バイオ関連の(2)、電子モールの(4)(5)は成長期待が高く、高PBR上位ランキングの常連だ。一方、減損処理などで資産が縮小した場合もPBRは上昇する。