老け顔の原因がたばこ!

現実の生活で、たばこはどんなイメージを持たれるのでしょうか。直接喫煙について指摘されることのほかに、例えば「老けたね」といわれることがあったら、それもたばこの影響かもしれません。

たばこががんや動脈硬化の原因ともなることはよく指摘されますが、同時に老化の一因ともいわれます。とくに顔はシワが目立つことにより、「スモーカーズフェイス(たばこ顔)」ともよばれ、紫外線に次いで肌に悪影響を及ぼす存在なのです。

喫煙は、有害物質である活性酸素を発生させます。ビタミンやタンパク質は、この活性酸素を追い出す役割を担っていますが、喫煙によってその仕事が増えることで過剰に消費されるため、本来肌に必要な栄養まで使われてしまい、栄養が肌のケアまでまわらないというわけです。

こうなると、血色が悪くなりますし、口内も歯周病が増えます。ニコチンによる歯の黄ばみも加わって、すっかり老け顔になってしまうのです。

「たばこをできるだけ吸わないようにしよう」と、何となく節煙する「ダラダラ禁煙」では、こうした害を遠ざけることはできません。

禁煙の方法としては、喫煙のきっかけとなる環境を改善し、吸いたくなったらガムをかむといった代償行動法もありますが、喫煙はニコチン依存症ですから簡単にはやめることができません。

キッパリ禁煙に「禁煙外来」

そこでキッパリ禁煙したいと思う人におすすめなのが、病院の禁煙外来で専門治療を受けることです。

病院に行くと簡単な問診を受け、どの程度ニコチンに依存している状かといったことなどがわかります。その結果と、健康状態やこれまでの喫煙状況などをふまえて、医師による診断を受けます。そのうえで医師と相談して「禁煙開始日」を決定します。場合によっては、禁煙宣言書にサインするといった“儀式”が用意されることもあるそうです。

禁煙治療のメインは、ニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助薬ですが、医師からのアドバイスも禁煙の心構えとなります。禁煙外来の受診には健康保険が適用されますので、まずは相談してみるといいでしょう。(提供: ヘルスグリッドオンライン

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