事業承継の方法
では、いざ事業承継を考える場合にどのようにしていく必要があるのか。
事業承継の方法としては、中小企業であれば自分の親族に継がせるということがあるだろう。その場合、社内に親族がいる場合には早めに経営者の仕事をシフトしていくことが重要である。いつまでも自分がやらなければという意識ではいけない。
親族が社内にいない場合には、事業を継いでくれる親族を見つけることからはじめなければならない。また、親族が難しい場合には社内の優秀な人材に会社を託すということも考えなければならない。
親族や社内の人材から次の経営者を見つけることができない場合には、外部から探してくるか廃業しかない。外部に人材がいなけばファンドなども含め会社を買い取ってもらうという方法もある。M&Aというと、買収されるというイメージがあるかもしれないが、事業所系では有効な手段になる。
具体的には、株式譲渡、合併、事業譲渡、株式交換、会社分割などを使い事業を引き継いでいく。ただ、いずれの方法にせよ資料などの準備に相当時間がかかるので、早めの準備をしなければならない。
このように、事業承継といってもいろいろなパターンがある。後継者がいないと追いつめられると会社を安く買い叩かれるかもしれないし、それすら叶わなければ最悪廃業ということになってしまう。せっかく築いた会社を無くさないためにも早い準備が大事である。(提供: 百計オンライン )
【オススメ記事 百計オンライン】
・
イ・ボミを支える韓国の環境と日本の匠
・
不動産王ドナルド・トランプってどんな人? トランプタワーから過激発言まで
・
中国マネーによる不動産爆買いは続いているのか?
・
映画の登場人物がつけている腕時計特集
・
10位でも1億円!? 世界一高いスーパーカーランキング