カジノを利用できる人は制限されているの?

年齢制限があります。カジノに入店する際は、必ずパスポートが必要になります。ラスベガスでは21歳未満は入ることができません。パスポートチェックがある(コピー不可)ので、年齢の詐称はできません。どこの国でも年齢確認の為にパスポートチェックを行っているようなので、パスポートの携帯が必要です。


カジノの遊び方にもマナーがある?

ミニマムベットがあります(最低賭け金)。お店によって異なるようなのですが、そのゲームを行うにあたっての最低賭け金があります。ゲームを始める前に確認が必要です。テーブルに書いてあることもあるし、わからなければディーラーに確認してからゲームを始めるようにします。また、地域やお店、ゲームの種類によって金額は異なります。

次に、従業員やディーラーへのチップの文化があります。チップは日本人にはなじみがない行為ですが、彼らのサービスに対して支払う事が必要です。特にディーラーにはゲームに勝っても負けてもチップを渡すのはマナーとされています。特に大きく勝った時には少し多めにした方がよさそうです。渡す時ですが、チップを直接手渡しするのは厳禁で、一度テーブルの上においてからあげるのがマナーです。従業員にも何かサービスを受けた時に渡すのがマナーとされています。チップは重要なマナーとされているようなので、渡すのを忘れないよう注意してください。


カジノは日本にどのように浸透するのか?

冒頭にも書きましたが、日本にもカジノを中心とした総合型リゾート(IR)整備推進法案が審議入りをしました。しかし、まだまだ日本に賭博を導入することに対する不安や根づよい反対もありなかなか進まないのが現状です。日本にカジノを導入することになった時、アメリカと同じくらいのカジノの規模として定着した場合と仮定すると税収の市場規模は約2兆円ほどになるとも言われています。

また、カジノを復興財源としてから急成長を遂げているシンガポールですが、カジノ周辺に大型施設や国際的な会議場、ホテル等を建設することで、観光、娯楽だけでなく国際的な会議の開催などにも利用できるようにすることで国外からの呼び込みも活発になっているようです。日本の経済活性化の為にカジノが起爆剤となってくれるかどうか、法案が可決するかどうかしばらく見守る日々が続きそうです。

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