この上期は日本経済新聞社の集計によるとドル円が大幅な円高となったこともあって自動車や電機などを中心に製造業の17業種全てが減収となるなか、上場企業の経常利益は二桁の大幅な減益となり、通期でも小幅な減益予想となっています。しかし、そうしたなかでも最高益更新が予想される銘柄も少なくありません。

こうたなか投資のヒントではこれまで会社予想が最高益更新予想となっている銘柄を何度かに渡って取り上げてきましたが、今回はこうした銘柄のなかから強気評価が7割以上と多い銘柄をピックアップしてみました。

例えば強気が7割余りのダイキン工業 <6367> ではこの10日に一時11,300円まで買われ上場来高値を付けています。

◆最高益更新が予想され強気評価の割合が7割以上の主な銘柄

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
2017年 相場予測 PART3  大きな時代の転換点 チャンスとリスク
2017年の展望:久々に銀行セクターに明るい兆し
過去10年間、1月に10回とも上昇した銘柄とは?
雇用統計直前レポート~米国市場の変化の兆しとは~
2万ドル到達するかが焦点