この記事は2026年7月30日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

2026年7月30日(木)の午前9時過ぎに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日29日(水)の米ドル/円は1986年以来の164円台を窺う場面もあったが、FOMCが政策金利の据え置きを発表すると163.22円前後まで反落。

一部に「サプライズ利上げ」の思惑があったほか、ウォーシュFRB議長がインフレ対策は利上げだけが手段ではないとの認識を示したことからドルが売られた。ただ、ドル安の持続性は乏しいだろう。

ウォーシュFRB議長の発言後も米OIS市場が織り込む9月の利上げ確率は60%前後を維持している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

トランプ米大統領は米軍基地を攻撃したイランに「強力な打撃」を与えるとして報復を示唆した。

利上げ期待と中東の地政学リスクがドルを支えるだろう。さらには、FOMC後にユーロ/円がほぼ3カ月ぶりの高値を付けるなど、ドル以外の通貨に対する円売りは根強い。

日銀による明日31日(金)の金融政策発表を前に、米ドル/円の下値は限定的だろう。

仮に163円台を一時的に割り込んでも、先週21日(火)に上抜けるまで強い上値抵抗として意識されていた162.80円付近が下値支持として機能すると見ている。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。