この記事は2026年7月29日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=ImageFlow/stock.adobe.com)

2026年7月29日(水)の午後13時ころにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

今回のFOMCだが、金利先物(Fed Watch)を見ると「利上げ3割・据え置き7割」で、据え置き確率が高いものの、利上げの可能性を完全に排除することはできない。

利上げ警戒が残る背景にはFRB新体制とインフレ懸念がある。

ウォーシュFRB議長は議長就任後の発言場面ではインフレに立ち向かう姿勢を示し、過去5年間の高インフレを問題視する発言が見られた。

攻撃と休戦を繰り返す米/イラン戦争もエネルギーインフレを加速させており、需給両面で米インフレ圧力が高まっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は節目の164円が意識される展開。

今回のFOMCは、事前予想が割れているため、利上げが実施されたり、据え置きだとしてもウォーシュFRB議長会見が早期利上げを意識させる内容であったりすれば、米ドル高のトリガーになる。

FOMCのほか、政策金利据え置きが予想されているBOE(英中銀)は明日30日(木)に、日銀は31日(金)に金融政策会合が開催される。

ただ日・英は、ともに積極財政派のバーナム英首相・高市首相の財政スタンスを無視できない。

目先では高市首相が消費減税を示すとされ、実現可能性が高まれば財政懸念から円安圧力が高まることも想定しておきたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。