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(写真=Thinkstock/Getty Images)

PayPal初のボットP2P決済が、ビジネス向けコミュニケーション・ツール「Slack」との提携によって実現した。

ネット決済のパイオニアであるPayPalとユーザー数400万人を誇る大人気アプリ「Slack」のコラボレーションは、特に若い世代を魅了しそうだ。

Slack400万人のユーザー獲得を狙う老舗PayPal

「PayPal for Slack」は、Slackのチャット画面から直接送金・受けとりが可能な新感覚のチャット送金アプリだ。

使い方は簡単。PayPal口座とSlackをリンクさせ支払い方法を選択。「PayPal」と画面に入力後取引金額と取引相手を設定するだけ。最高取引金額は1000ドル(約11万円)。現時点では米国、英国、オーストラリア、カナダのSlackユーザーのみにサービスが提供されている。

例えば休憩時間中をスタバで過ごしている同僚に「帰りにラテを買ってきてくれる?」というメッセージとともにPayPalで送金ができるのため、立て替えてもらう必要がなくなる。

Slackは2013年のサービス開始以来、社内チャットツールという枠組みをはるかに超過したクラウド型マルチプラットフォームとして、世界中のビジネスシーンで活用されている。全OS、端末対応、外部サービスとの連携も豊富で、業務の円滑化に欠かせない存在となった。

オンライン決済市場の老舗、PayPalは、Slackが短期間に築きあげた実績とその将来性に着目。自社初のボットサービスにSlackユーザーを獲得することで、拡大の間口を開くという戦略だ。また昨年はFacebookメッセンジャーでもチャット送金サービスを開始など、コミュニケーション・ツールを利用した顧客開拓・獲得に力をいれている。

近年チャットと送金アプリというコンビネーションが活発化しているが、今年にはいってからは海外送金チャットアプリ「Moneymailme」に世界初のビデオ機能が追加されるなど、新たな成長期に突入したようだ。( FinTech online編集部

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