先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も中盤から終盤にさしかかってきましたが、2月の第一週に決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。

そこで今回は2月1日から3日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に3社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが三菱電機 <6503> とケーズホールディングス <8282> で、三菱電機、ケーズホールディングスとも決算発表後の株価の反応は冴えなかったものの決算後一週間あまりで5社が目標株価を引き上げています。また、日立 <6501> とパナソニック <6752> 、ソニー <6758> 、三菱商事 <8058> 、ヤフー <4689> でも4社が目標株価を引き上げています。

◆決算後に3社以上が目標株価を引き上げた銘柄

もう一つのヒント

◆週明けの決算発表スケジュールは

先月からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も終盤に入り決算を発表する企業も来週は一気に減りますが、週明けの13日もリクルートホールディングス <6098> やニコン <7731> などが決算発表を行う予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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