先月23日の安川電機 <6506> を皮切りにスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も終盤にさしかかってきましたが、こうしたなか先週も多くの企業が決算発表を行いました。そこで今回は早速9日と10日の決算をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみました。

引き続き通期の業績予想を上方修正する企業がみられるなか、上方修正を受けて株価が大きく上げる銘柄もあります。

例えばコンセンサス予想を上回る強気の上方修正を行った西武ホールディングス <9024> の株価が自社株買いを発表したこともあって6%を超える上昇となったほか、同じく強気の上方修正を行った国際石油開発帝石 <1605> やTHK <6481> も大きく上げています。

◆決算発表スケジュール(2月14日)

もう一つのヒント

◆明日の決算発表スケジュールは

先月からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も終盤で、TOPIX500採用銘柄では明日で決算発表も終わりとなります。こうしたなか明日は大林組 <1802> や清水建設 <1803> といった大手ゼネコンや日本郵政グループ3社、東京海上ホールディングス <8766> や第一生命ホールディングス <8750> などの生損保が決算発表を行う予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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