最強のブラックカードはここがすごい!

そしてクレジットカードの頂点に君臨するブラックカードが「アメリカン・エクスプラス・センチュリオン・カード」です。このカードは数あるブラックカードの中でもその付帯サービスの高さから別格扱いとなっており、年会費も367,500円と飛びぬけて高い金額設定がされております。>このカードを取得する為にはカード会社からの招待状が必要で、ただ単に収入が多く資産が多ければ手にできると言うカードではない様です。どちらかと言うとその人が社会的にどの様な活動を行っているかと言う面が重視されているケースが多いと言われています。

さてそのサービス内容ですが、まずプライベートコンシェルジュサービスを知る必要があります。これはカードホルダーであるあなたに対してアメックスが専用の秘書を付けてくれるサービスで24時間365日世界中のどこからでもあなたをサポートしてくれます。欲しい物が見つからない時、事細かく段取りをしなくても売っているお店を探してくれたり、誰かに物を送ってくれたりコンシェルジュがあなたの代わりにすべて代行してくれるのです。まるで自分の分身が出来たかのような気分になりますね。

さらに、特定の航空会社の航空券を手配すると自動的アップグレードされ、とても優雅な空の旅を満喫できること間違いなしです。同様に特定のホテル(ヒルトン、ペニンシュラホテル他多数)でもスイートルームへ無料でアップグレード可能となっており、一泊数十万もするスイートルームでも無料でアップグレード出来るそうです。こういった点を勘案すると年会費36万円もそれほど高くない様に感じてくるのが不思議な所です。

最後に、誰もが知っていると言っても過言ではない有名な利用限度額ですが、これについては察しの通り無制限です。実態は分かりませんが、通常カード決済しない様な飛行機、高級車、不動産、美術品などが決済可能になっています。超富裕層になってくると日常的に高額の決済が必要になってくるので大量の現金を持ち歩くよりも非常にリーズナブルな決済アイテムと言えるでしょう。ちなみにポイントプログラムで交換できる商品の中に宇宙旅行があると言う事ですが、実際に利用した方の情報は得る事ができませんでしたが、これ以上のスケール感は他のカードでは味わえません。

富裕層向けクレジットカード今後の行方

リーマンショックから約7年の月日を経て、世界経済も景気回復の力強さを感じられるようになってきました。富裕層が世界で一番多いのが米国で日本はその次です。富裕層向けだけでなくクレジットカードは電子マネー同様に様々な種類も物が乱立して使う側からも分かりにくい仕組みになってしまっており、今後、淘汰が進むと考えられます。

富裕層のトレンドとしては、センチュリオンカードまで行かないまでも少し高い年会費を払って自分のライフスタイルに合った価値のあるカードを求める傾向があるようです。今後どんな魅力のあるサービスが誕生するのでしょうか。(ZUU online 編集部)