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(写真=Thinkstock/Getty Images)

2017年の春闘に大きく影響するトヨタ自動車 <7203> の労使交渉が妥結、ベースアップ(ベア)額は昨年の月額1500円を200円下回る1300円となったようだ。日本経済新聞ほか主要メディアが伝えた。ベアを含む賃金改善の全体額は、2400円となる。

報道によると、ボーナスについては要求は6.3カ月分、これに対して満額回答。ボーナスの満額回答は7年連続という。しかし、実際のボーナスの金額は労働組合からの要求自体が前年よりも0.8カ月分低いものであった為、前年割れの数字となる見込みだ。

トヨタ労使の交渉結果は他社にも大きく影響する。日産自動車、ホンダ・日立・NEC・パナソニックなどの電機大手の労働組合は、いずれもトヨタと同じく3000円のベアを要求。このうち、日産自動車とホンダの回答については、現時点で未定だが、ホンダ・日立・NEC・パナソニックなどの電機大手については、1000円のベアという見通しだ。昨今の報道を騒がせている東芝やシャープの労働組合は、ベアを要求しなかった。

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