性交渉相手は特定人物とは限らない

世間では浮気や不倫についても敏感になっているが、この調査では性交渉相手に関する調査結果も報告している。

質問内容は「浮気、不倫をしているか」というもので、男性全体の37.0%が不倫経験があり、女性全体の24.4%も不倫の経験があるのだという。

また現在も不倫をしているかどうかについてみてみると、男性の約13%、女性の約7%が今も不倫・浮気をしていると答えた。このように婚約者や恋愛相手以外の相手は、男性では「なりゆき」でそういった行為に及んでおり、女性では「特定の1人」と関係を続けていると報告している。

30代男性に限ってみてみれば、70.1%が不倫・浮気経験なしであり、29.9%が経験ありと答えている。経験ありの内容を詳しく見ると、「特定の1人と浮気・不倫している」が3.0%、「2人以上と浮気・不倫している」が1.5%、「なりゆきで浮気・不倫している」が7.7%、「特定人物、なりゆきでの浮気・不倫の両方」が1.1%となった。

調査結果では30代男性では現時点で13.3%の割合で浮気・不倫関係を続けており、同世代女性の7.3%よりも高い割合となっている。浮気や不倫に関して言えば、特に男性で割合が高くなっている傾向が見て取れた。ただこの経験ありには「性風俗」も含まれているので、一意に不倫・浮気していると言い切れるものでもないので注意したい。

本調査ではこのほかにも性交渉に関する調査結果を報告している。この調査結果をもって個人の性交渉事情についていいか悪いかを述べるつもりはない。ただ統計上での結果が出たということは、私生活やビジネスに役立てるきっかけになるだろう。(吉田昌弘、フリーライター)

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