3月決算企業の第3四半期決算も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によると2016年4-12月期の上場企業の経常利益は前年同期比で5%程度の減益となりました。しかし、4-9月期の二桁減益から減益幅が縮小し、通期では小幅な増益となる見通しです。こうしたなか最高益が見込まれるものも多くあり、投資のヒントではそうした銘柄を取り上げてきました。
そこで今回はこうした最高益が期待される銘柄のなかから強気(強気とやや強気の合計)評価の割合が5割以上で、評価の高いものを取り上げてみました。
そのなかで特に強気評価の割合が高いのが大和ハウス工業 <1925> で、強気の割合が9割となっています。また、日本電産 <6594> でも強気の割合が9割に近い水準となっているほか、SCSK <9719> でも8割を超えています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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