電気料金や保険料、航空会社の燃油サーチャージ、輸入小麦、オリーブオイルなど、2017年度に入り値上げが相次ぎ、消費者マインドを冷え込ませる。

そうした中、小売り大手のイオン <8267> 傘下の総合スーパー事業を担うイオンリテールは、プライベートブランドと国内メーカーが提供する食品や日用品を最大254品目値下げする方針を明らかにした。値上げの潮流に逆行するイオンの値下げ攻勢の狙いはどこにあるのか。

昨年秋に続く値下げ、既存店の売上下落に歯止めかからず