投資には自己資金が少なからず必要になるといわれていますが、自己資金なしでマンション経営は可能なのでしょうか。不動産を購入する際には、不動産投資ローンなどを組むことが可能です。ローンを利用して自己資金なしのマンション経営が果たして可能なのか、さまざまなローンについて考えていきます。

ビジネス向けのローン

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(写真=PIXTA)

ビジネス向けのローンは、さまざまなものが提供されています。信販系・銀行系・その他と3つに分類し、それぞれ例をあげみていきます。

・ 信販系のビジネス向けローン
クレジットカードなどを主に発行する信販会社が提供するビジネス向けローンに、オリコカードが提供する「オリコビジネスサポートプラン」があります。法人・個人事業主、問わず申し込むことができ、最大1,000万円まで融資が可能です。個人事業主は総量規制の対象となりません。実質年率は6.0〜15.0%になります。

・ 銀行系のビジネス向けローン
銀行系のビジネス向けローンに、東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」があります。こちらは法人・個人事業主問わず利用できるビジネス向けローンです。最大500万円まで融資が可能で、実質年率は6.5〜14.5%になります。大手の銀行に関しては、個人事業主向けのローンは厳しい状況です。

・ その他のビジネス向けローン
その他、会社向けローンにアイフルの「事業サポートプラン(無担保ローン)」があります。こちらは法人・個人事業主問わず500万円まで利用でき、実質年率は6.0〜18.0%になります。また、三井住友トラストL&Fの「不動産活用ローン(ビジネスコース)」は、個人事業主・法人どちらでも可能なローンで、所有している不動産を担保に借りることができます。自宅を担保に不動産投資のためのローンを組みたい場合に利用可能です。300万円から最高10億円まで、実質年率は15%以下としています。

銀行系金融業者のローン

個人事業主は、銀行から融資を受けることは難しいといわれています。個人向けのフリーローンなどを活用するなどしなければなりません。たとえば、アコムは三菱UFJフィナンシャルグループに属している金融業者ですが、こちらが提供している「ビジネスサポートカードローン」は、個人事業主も利用可能です。最高300万円まで実質年率12.0〜15.0%になります。

また、三井住友銀行グループであるプロミスには「自営者カードローン」があります。個人事業主を対象としたカードローンで、最高300万円まで実質年率6.3〜17.8%になります。

銀行系金融業者のローンの場合、銀行本体と比較して審査がおりやすいというメリットがあります。銀行は中小企業など法人を対象とした融資が多く、個人事業主には厳しいといわれていますが、銀行系金融業者の場合は銀行より比較的簡単に借りることができるようになっています。ただし、金利は銀行本体と比べて高めであるということに注意しなければいけません。また、返済方法が低額のリボルビング払いなどとなっており、利息が多くなってしまうということにも注意が必要です。

マンション経営の場合、高額な資金が必要となるため、少しの金利の差でも総額は大きく異なり返済に影響します。このような場合、個人向けのフリーローンなどを利用した方が年率を低くできるケースもあります。個人向けのローンは、住宅ローンを除くと低額に設定されているため、マンション経営のための資金調達に向いている場合があります。

ローンの条件を考えよう

自己資金なしでも、ローンを組んで資金調達をするのも不可能ではありません。そのため、ローンの条件によっては、自己資金なしのマンション経営も可能となってきています。しかし、ローンは商品によって金利や返済方法などがそれぞれ異なるため、選ぶ際に注意が必要となります。

自己資金なしでマンション経営をするためには、さまざまなローンの条件を比較して、じっくり検討しましょう。(提供: 不動産投資セミナー

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