決算発表を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられることから投資のヒントではこれまで何度かに渡って目標株価の引き上げがあった銘柄を取り上げてきました。そしてそうした銘柄のなかにはこうした目標株価の引き上げや新たな目標株価の設定を受けて目標株価コンセンサスが大きく上昇したものもみられます。

そこで今回は目標株価コンセンサスが決算発表前に比べて5%以上上昇し、その目標株価が昨日の株価を5%以上上回る銘柄をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。

そのなかには決算発表後に水準を切り上げた銘柄もみられ、日本新薬 <4516> や三井金属鉱業 <5706> 、三和ホールディングス <5929> 、ローム <6963> 、任天堂 <7974> 、サンドラッグ <9989> では6月に入って年初来高値を付けています。

◆目標株価コンセンサスが決算発表前に比べ5%以上上昇し、その目標株価コンセンサスが株価を5%以上上回る主な銘柄

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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