株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか6月は3月期決算銘柄に次いで企業数が多い12月決算銘柄の中間期であることから比較的多くの高配当利回り銘柄をみつけることが可能です。

そこで今回は中間配当を実施予定の12月期決算企業のなかから配当利回りが2.5%以上の銘柄をピックアップしてみました。

そのなかには配当利回りが3%台のものもみられ、ビーピー・カストロール <5015> や昭和シェル石油 <5002> では配当利回りが3.6%台となっているほか、クリエートメディック <5187> やGCA <2174> 、JT <2914> でも3.5%前後の配当利回りとなっています。さらに住友ゴム工業 <5110> やブリヂストン <5108> でも3%近い配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は6月27日です。

◆予想配当利回り2.5%以上の12月末決算銘柄

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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