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スカイマークの株価急落要因

先月末から株価を急落させているスカイマーク< 9204 >ですが、その要因はどういったものでしょうか。大きく分けて3つあります。

⑴為替の円安進行・原油の高止まりによる燃料費の高騰による収益の悪化
⑵エアバス社への違約金700億円の支払い可能性
⑶成田空港での国内線の撤退

⑴に関しては国内の航空業界全般に言えるのですが、昨年からの円安進行と原油の高止まりによって事業費がかさみ、同社は二期連続で赤字となっております。 ⑵に関しては、六機購入予定であったA380の購入を中止するとのスカイマーク社からの申し出に対し、エアバス社が700億円の違約金を要求している問題です。もし、これが実際に支払わなければならないとなると、試算合計が約780億円である同社にとっては多大なインパクトを及ぼすことになります。 従ってこの点に関しては今後、注目していく必要があります。 ⑶に関しては競争が激しい成田空港の新千歳、米子、那覇の3つの路線から撤退することを発表しました。 搭乗率が伸び悩んでいたところにエアバス社との問題が浮上してしまい、今回の決定に至りました。


HISの投資損失

5日、投資保有を7.68%から6.49%に下げたHISには今回の急落による投資損失が懸念されています。しかし、HISは6月上旬から同社の株式を10%台からじわりじわりと売却していたため、簿価100円で調達した株式の売却益が2億円に上ることになります。とはいえ、今後スカイマーク社の株価が100円を下回るようなことがあれば損失を計上することになるため、今後の株価の動向には注目が必要です。