7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期(4-6月期)決算発表が本格化しています。こうしたなか先週も数多くの企業が決算発表を行い先週後半もTOPIX500採用の3月決算銘柄で70社の企業が決算発表を行っています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に3日と4日の決算を早速まとめてみました。

まだ第1四半期ということもあって業績予想を据え置く企業が目立ちますが、そうした企業でも良好な第1四半期決算を受けて株価が大きく上昇するものがみられます。

例えば第1四半期の営業利益が前年同期に比べ4割前後の増益となった伊藤忠テクノソリューションズ <4739> やスズキ <7269> では、通期の業績予想が据え置かれたにも関わらず株価が決算発表後に8%以上上昇しています。

◆決算集計(8月3日-4日発表分)

◆決算集計(8月3日-4日発表分)2

◆決算集計(8月3日-4日発表分)3

◆決算集計(8月3日-4日発表分)4

もう一つのヒント

◆明日の決算発表スケジュールは

3月決算企業の第1四半期決算発表が先月下旬から本格化しており、今週も数多くの企業が決算発表を予定しています。明日は大林組 <1802> 、清水建設 <1803> といった大手ゼネコンや住友金属鉱山 <5713> 、ダイキン工業 <6367> などが決算を発表する予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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