3月期決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていた12月決算銘柄の中間決算発表も今月中旬に終わりました。したがって中間決算発表を受けてのアナリストの業績予想の見直しも進んだと思われます。
そこで今回はコンセンサス予想と会社予想を比較して最高益更新予想の12月決算企業のなかから上振れが期待される銘柄を探してみました。
具体的には最高益更新予想の12月決算銘柄のなかから営業利益のコンセンサス予想が会社予想を3%以上上回るものをピックアップしてみました。
例えば大塚商会 <4768> ではコンセンサス予想が会社予想を7%余り上回るほか、DIC <4631> とライオン <4912> 、堀場製作所 <6856> でもコンセンサス予想が会社予想を5%前後上回っています。また、コンセンサス予想が会社予想を4%上回っているKHネオケム <4189> では昨日に株価が上場来高値を付けています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・
北朝鮮リスク再燃 秋相場・波乱への対処法
・
ジャクソンホールが終わっても不安材料目白押し 相場の膠着感は継続か
・
世界の債務膨張: 高リスク債の動きを注視
・
第29回 "投資女子"活躍社会へ
・
過去10年の9月の好パフォーマンス銘柄は?