新商品を続々販売している点
すかいらーくグループでは、全国チェーン店では珍しく新商品を次々と販売しています。一例として「バーミヤン」では「冷し担々麺~黒ゴマXO醤添え」「鶏肉のスパイシー2色山椒炒め」「海老とアスパラの特製マヨネーズ~青山椒ソース添え~」等のスパイシーなメニューを6月から開始しています。これらのメニューでは独自のスパイスやソースを用いており、今までのメニューとは異なる味が楽しめます。何れも600円前後とリーズナブルです。
また、「グラッチェガーデンズ」では「シチリアン・グラニータ」と言うスイートを販売しており、一説にはカキ氷に近い味と言われるもの、日本国内で同様の商品を提供する店舗は少なく、すかいらーくの独占が予想されます。以上の点から、他の飲食店と違って広く浅く人を集めているため、決定打が少ないもの、逆にピンチに陥る可能性も低く、安定した株価を求める人に向くと言われます。
株全体にバイアスが生じている点
すかいらーくの株価を予測するに当たって、(アベノミクスによる)株価へのバイアスが生じている点を考慮しておく必要があります。アベノミクスによる(景気の割に)高い株価は、以前から上場している株だけに留まらず、すかいらーくの様に再び上場した株にもプラスの影響を及ぼすと言われます。経営側の目線で考えても初期値を上げたい所ですから、売り出し直前まで日経平均株価が15000円を上回っている場合、実際の売り出し価格を3000円以上に引き上げる可能性もあります。
以上を考慮して初値を予測
はじめに、売り出し価格は3000円としておきます。初値はいくらぐらいになるでしょうか。リクルートホールディングス次第ですが、購入希望者は多くなると思います。また、今では数少ない「手堅さ」「安定さ」に優れる株のため、購入を希望する人も多いでしょう。以上の点を考慮して、3000円+0~10%、3000円~3300円が適切な範囲になります。なお、売り出し価格が3000円を上回る場合、少し購入者が少なくなるため、大体、売り出し価格になるものと予測します。しかし、株は生き物のため、蓋を開けたら意外な結果になるかもしれません。
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Daisuke Matsumura
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