3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期は上場企業の約7割が増益を確保し、2割を超す経常増益となったようです。そしてこのように第1四半期が好調な決算となるなか最高益更新を予想する3月決算企業も少なからずみられます。
そこで今回は営業利益で最高益が見込まれる企業のなかから強気(強気とやや強気の合計)の割合が8割以上と特に評価の高い銘柄をピックアップしてみました。
例えばトリドールホールディングス <3397> と三和ホールディングス <5929> では6人全員が強気の評価を付けているほか、日本電産 <6594> では15人が強気の評価を付け、強気の割合が9割近い水準となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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