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スマホ周辺機器とは?

スマートフォン(スマホ)市場が拡大の一途をたどっています。今やスマホは電話という枠を超えた多機能メディア機器として、若者層を中心に生活に欠かせない必需品とまでなっています。それにつれて、スマホの周辺機器市場も拡大しています。スマホの周辺機器とは、カバー/ケース、画面保護フィルム、周辺機器(通電商品)、AC アダプタ、USB ケーブルなどの充電関連製品、イヤホン/ヘッドセット、Bluetooth 対応キーボード、スピーカー、ワンセグチューナー、FMトランスミッター、プロジェクター、SD カード、カードリーダー/ライターのSD カード関連製品、歩数計、活動測定器などのスマートフォン連動ウェアラブル機器などやモバイルバッテリー、さらにはアクセサリー製品と非常に多岐にわたっています。

このため、市場には多くの企業が様々な製品や経営戦略で参入しています。その中で、特に注目されているのがアプリックスです。同社は、低消費電力通信規格 Bluetooth Low Energy に対応した Bluetooth Smart 製品「Beacon」を主力に事業展開しています。今回は、躍進するアプリックスの技術と経営戦略をみていきます。


スマホ周辺機器の市場規模

市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングの調査によると、スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場は2013年には1637億円となりました。さらに、2018年には3045億円に伸長すると予測しています。2013 年度には携帯電話全体の5 割以上がスマートフォンユーザーになったようです。そして、スマートフォンユーザーの9割以上が周辺機器・アクセサリー製品を購入しており、消費者ニーズはより細分化しているそうです。特に、スマートフォンの機能やサービスの進化は、ユーザーの端末使用時間、データ通信使用量を増加させて、充電関連製品のニーズが拡大しているようです。このように、スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場は拡大の一途をたどっています。