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アルチザネットワークスの会社概要

1990年12月に設立された会社で、事業内容は、通信インフラに使用される通信計測器及び通信インフラの保守、通信管理を行うネットワーク・マネジメントシステムの開発・販売、その他には各種通信機器の開発、販売も手掛けている会社です。(アルチザネットワークス会社HPより抜粋)東京立川に本社がある会社で、2001年に東証マザーズ市場に上場しています。

通信インフラ関連の事業の為、それ自体では使用することができません。主な取引先はNTT、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、ノキア、チャイナモバイル、京セラなど書き出したらきりがありませんが、電気、通信機器開発する会社がほとんどです。アルチザネットワークスの強みはLTEテスト機器で、特に最近スマホやタブレットなどでよりコンパクトでポータブルの通信機器の拡大に伴い、ワイレヤスネットワークが必須となってきています。

アルチザネットワークスは、このワイレヤスネットワークを高速無線伝送技術という技術を利用して、ワイレヤスの状態ではクオリティを保つ事が難しかったビデオストリーミングなどを実現しています。また、接続時間や伝送時間などをLTEネットワークを通じて劇的に改善してくれるネットワーク機器を開発、販売。そのほかWiFi、WiMaxなどの機器も開発、販売している会社です。大まかにいうとスマートフォンやタブレット機器をさらに便利にしてくれる環境をもたらす機器を開発・販売している会社です。


LETとは?

LTEとは、(Long Term Evolution)の略とされているといわれ、データ通信を高速かした規格の事です。従来の次世代ネットワーク3Gと呼ばれているよりもさらに拡張したもので、LTEは3.9Gといわれ、LTE-Advancedでは4Gになります。これは従来の通信速度よりはるかに速いスピードでの対応が可能になっています。

現在携帯電話会社各キャリアともこのLTEを採用していますが、使用者が無制限に使うとLTEネットワークが逼迫するため、現在各携帯電話会社は、キャリアごとに通信速度制限を設けています。従来のHSPAネットワークでは(HSDPAとも言うようですが)、データ通信、音声通信とわけて処理を行っていましたが、LTEネットワークでは、一括して処理ができるようになっているので、これにより大幅な伝送遅延が抑えられて通信速度の高速化がすすみました。

また、もう一つの特徴としては、周波数が従来のHSPAでは固定でしたが、LTEネットワークでは、ある程度の周波数帯を選ぶ事ができる仕組みになっているので、これにより周波数帯に比例して通信速度も高速にする事ができます。従来のネットワークとは違う仕組みでデータ通信の高速化をもたらしたのがLTEです。