つみたてNISAのメリット②選べる投資信託は「国のお墨付き」 低コスト
篠原:メリットになりますね。2つ目はですね、今度は投資信託。
橋詰:投資信託だけしか選べないという。
篠原:そうですね。だけしか選べないけれども、どれくらあるかわかります?投資信託。
橋詰:そんな、いっぱいありますよー。もう選べないし、わからないですよ。
篠原:約6000本あるんです。日本で買えるやつですね。6000本のなかを選べって、なかなか難しい。
橋詰:素人には無理ですね。
篠原:ですね。それを今度は国が厳正なる厳正で、選んでくれているんですよ。
橋詰:これですか?つみたてNISAが?
篠原:はい。
橋詰:6000本のなかから国が何本に?
篠原:約114本、今決まっているのがね。まだ制度が決まってないんですけど、120本くらいになるだろうと。いわゆる2パーセントですよね。
橋詰:そこまで絞ってくれている。
篠原:絞ってくれる、これ、すごいことですよ。
橋詰:これは、優良なものを選んでいるんですか?
篠原:もちろんです。
橋詰:国のお墨つきで。
篠原:お墨つきなんですよ。6000って言ったら、吉本興業のタレントくらいですよね。
橋詰:数が。あはは(笑)。
篠原:文化人も全部入れて。芸人さんも入れて。
橋詰:全国にいらっしゃいますしね。
篠原:6000人のなかから、114人選べます?
橋詰:精鋭を選べと。
篠原:精鋭をですよ。
橋詰:そらもう、ネタ見るだけでも大変です。
篠原:そうでしょ。いわゆる正統派漫才とか、コントはこの人とか、落語はこの人とか。そういうふうに選んでくれているんですよ。まあ、20年間もつやろうなっていう芸人さんを。
橋詰:ほー、いいですね。
篠原:だから奇抜なものは、なかなか入れず、そのなかで、信託報酬って覚えてますか?
橋詰:信託報酬、はいはい。手数料みたいなもんですね。
篠原:要はファンドマネージャーに払うお給料。運用がよかろうが悪かろうが、払わないといけないコストですよね。が、たとえば0.5%以下とか。
橋詰:それは安い?
篠原:むちゃむちゃ低い。
橋詰:ってことですね。
篠原:はい。
橋詰:じゃあ、損しにくいようにできてるわけですね。
篠原:そうですね。20年間長く長期で保有できるものを、国が本気を出して選んでくれているというのが、2つ目のメリットですよね。いわゆる選定してくれているというのが、つみたてNISAの大きな特徴。