11月27日~12月1日の東京株式市場は堅調に推移した。米株式の上昇を背景に、日本株も上値を目指す展開となった。日経平均株価は2万2000円台後半で推移しており、短期的には2万3000円を超えることができるか注目される。ただ、同水準では年末を控えて利益確保の売りが先行することも想定され、上下にやや荒っぽい値動きとなる可能性もあるので注意が必要だろう。

東証マザーズ市場「11月の上昇率」ランキング

力の源ホールディングス,株価
(画像=プレスリリースより)

それでは、今回は東証マザーズ市場「11月の上昇率」ランキングをみていこう。

(1)フィル・カンパニー <3267> 4000円 +103.77%
(2)ジーンテクノサイエンス <4584> 2430円 +98.69%
(3)力の源ホールディングス <3561> 2182円 +91.40%
(4)串カツ田中 <3547> 6930円 +85.13%
(5)Orchestra Holdings <6533> 2300円 +77.40%
(6)アルファポリス <9467> 1980円 +60.98%
(7)マーケットエンタープライズ <3135> 1020円 +59.87%
(8)メドピア <6095> 1003円 +56.47%
(9)ビリングシステム <3623> 1万1300円 +55.01%
(10)ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> 7690円 +51.38%
※銘柄、証券コード、株価、上昇率の順。11月30日現在。

11月の東証マザーズ指数は前月末比35.03ポイント高の1169.06ポイントで取引を終了した。月前半は軟調であったが、後半から月末にかけて切り返す展開となった。なお、今回のランキングを業種別でみると小売業と情報・通信業が各3銘柄、次いでサービス業が2銘柄、建設、医薬品が各1銘柄となっている。

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