お宝保険は手放すな!

そんな営業に対する回答としては、もうこれ以外言うことはありません。 あなたが持っている保険がお宝保険であれば、絶対手放してはいけません。

ちなみに、保険の営業マンが勧めにくる旧保険の下取りと新保険の新加入のことを転換といいます。医療技術は日進月歩。転換によって得られるメリットは、医療保障が手厚いことや、新しい技術に対応している保険に変えることができる、ということでしょうか。

「転換したら、保険料が安くなりますよ。」といったことも言われるかもしれません。どうして転換後の保険料は安くなるのでしょうか?それはあなたの保険の解約返戻金を使うことで安くしているからなのです。

つまり、自分のお金を使っているだけのことなのです。騙されないように気を付けてくださいね。


保険料が厳しい・・・。そんなときは?

「お宝保険だから手放すな!と言われても、保険料が厳しい・・・。やっぱり新しい保険を探さなきゃ・・・。」ちょっと待ってください。お宝保険を手放さなくても、月々の保険料負担を抑える手段は他にもあるのです。

お宝保険といえども更新時期がやってくると、年齢に応じて保険料が上昇していきます。そのとき、「苦しいから解約しよう」となる前に打つ手はあります。

選択肢1・保障を減額しよう

お宝保険の保障額はどのくらいでしょうか?子どもが小さいときに加入した保険であったりすると、保障額が大きいことが考えられますね。子どもが巣立った後であれば、保障額はだいぶん抑えられるのではないでしょうか?

保障額が大きすぎる場合は、保障額の減額でもって、保険料を抑えましょう。

選択肢2・払い済みを検討しよう

払い済みとは、保険の切り替えのことです。今持っている保険の払い込みを中止し、解約返戻金を使い終身保険に切り替えることです。この払い済み保険のメリットは、今までの予定利率が引き継がれるということです。デメリットは、保障額の減額と特約の消滅でしょう。

もし、保障額の減額幅が大きいようであれば、別の保険会社の保険を検討するようにしましょう。大幅に保険負担が増えるようであれば、本末転倒なので、安い保険を探すようにしましょう。ネット保険や共済をおすすめします。

「充実した医療保障が欲しい!」という人も、転換ではなく、払い済み保険を検討しましょう。そうすることで、お宝保険のメリットを残しつつ、医療保障も充実させることが可能となってきます。

いかがでしょうか?まずは、自分がどんな保険に加入しているのかしっかり把握するようにしましょう。 契約内容をしっかり理解していれば、営業マンの言葉に騙されて、保険加入を失敗するということも避けられるはずです。