先月下旬からスタートし先週でほぼ終了となった3月期決算銘柄の第3四半期決算発表ですが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表です。それも今週で終了となりましたが、その結果は約7割の企業が営業増益を確保しています。しかし、一年を通して増益を維持した企業は限られます。
そこで今回は第1四半期(1-3月期)から第4四半期(10-12月期)まで4四半期連続で2桁以上の営業増益を続けた12月決算銘柄をピックアップしてみました。
例えばシリコンウエハーの需給逼迫が続き各四半期の営業利益が前年同期比で三桁の伸びとなったSUMCO <3436> では通期累計の営業利益が前期に比べ3倍となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・円高はどこまで進むか 「1年3カ月ぶりの円高」の意味
・円高懸念と割安・出遅れ感の綱引き 2万2000円台回復を試すか
・プラザ合意の時代は終わった 円高ドル安で困るのは米国民だ
・円高や米長期金利上昇の影響は
・落ち着きを取り戻しつつある