本日夜午後11時半からBSジャパンで放送予定の「お金のなる気分 ~欲張り女子のケーザイ学~」(高橋真麻出演)からお届け。

お金のなる気分
MC高橋真麻さん(©BSジャパン)

インターネットでの買い物が当たり前になり、クレジットカードは誰もが持つ存在となった。保有者の割合は8割超、平均の保有枚数は3枚以上という。

こうした中で最近注目されているのが「デビットカード」だ。金融機関が発行するカードだ。JCBやVISA加盟店で使用出来るが、「後払い」であるクレジットカードとは違い、口座から「即時」代金が引き落とされ残高(=利用限度額)までしか使えない。

つまりクレジットカードのような借金や利息の心配も不用となるのだ。しかも預金口座を開ける人なら誰でも作れ、ネットショッピングでも使用OK。カードの種類によって違うが、使用ポイントのキャッシュバックも付いてくる。

海外で使うならクレカよりデビット?

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フィナンシャルプランナー 國松典子さん(©BSジャパン)

番組によると、アメリカでは親が管理できる子供用デビッドカードが注目を集めている。親の銀行口座からスマホアプリで入金でき、使用可能な小売店や金額も指定できる。さらには子供がカードを使うたびに、その使用状況がリアルタイムで(親の)スマホへと通知されるのだ。

フィナンシャルプランナーである國松典子さんが「デビットカードの便利な使い方」を紹介。デビットカードは特に海外で買い物をする場合、クレジットカードよりおススメだと國松さんは語る。理由はデビットカードが即時決済なので、海外で買い物した後に為替変動に影響されないためだ。現金の場合も自分の口座から“現地通貨に替えて”引き出せるし、利子もかからない。

カードを作るのが面倒な人には、金融関係ほとんどのキャッシュカードに付けられた機能「Jデビット」がお勧め。“日本のみ使用可能”な制限があるものの、加盟した家電量販店では現金と同じポイント還元率でお得だ。

キャッシュレスと同時に、「指紋」など生体認証の普及でカードレスも進んでいる。本人そのものがカードの役割を果たす日も、あながち遠い未来ではないのかもしれない。

気軽に家事を頼める環境・雰囲気が必要

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タスカジ代表取締役 和田幸子さん(©BSジャパン)

仕事をしながらの育児や家事。女性にのしかかる負担は大きく、“ワンオペ育児”など孤軍奮闘する姿はたびたびテレビなどでも取り上げられている。

そんな女性たちを助けているのが、後半のゲストである和田幸子さん(タスカジ代表取締役)。タスカジは、家事の助けが必要な人と家事を助けたい人とを結ぶマッチングサイトだ。

システムエンジニアだった和田さんが出産したのは33歳の時。家事や育児に追われ仕事との両立が厳しくなったが、家事代行は値段の高さに手が出ず、ハウスキーパーを探して何人も面談して決めたが、お願いした人に初日で辞められ困ったという。

自分と同じように困っている人を助けようと動き始め、海外の仕組みを参考にマッチングシステムを作り、3時間制で4,500円からと手が届く値段設定にした。家事を助ける“タスカジさん”で目をつけたのは、専業主婦歴を生かせる“一般の主婦”。起業して4年、登録しているタスカジさんは850人以上、口コミで広がった利用者数は2万5000人を超えている。

始めた当初、和田さんが苦戦したのは、タスカジさんを見つけることではなく、利用者を集めることだったという。誰もが便利と知りながらも、家事を人にお願いする罪悪感から頼みにくかったのだ。こうした合理的な仕組みが社会に受け入れられるには、育児に奮闘する本人だけでなく、家族などや周りの考え方も変わる必要がある。(ZUU online編集部)

放送終了後、テレビ東京ビジネスオンデマンドでも視聴できます。

『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』
放送時間:BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分~深夜0時00分
出演:高橋真麻ほか
番組HP: http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/

お金のなる気分
©BSジャパン