3月決算企業の第3四半期の決算発表も先月中旬に終わり、決算発表終了から1ヵ月以上経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価、さらにレーティングなどの見直しも一通り終わったとみられます。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に改めてレーティングをチェックし強気(強気とやや強気の合計)の評価が10人以上の銘柄をピックアップしてみました。

そのなかでも強気の評価が15人と多いのが日本電産 <6594> で、強気の割合も9割弱となっています。続いて強気の評価が14人と多いのが信越化学工業 <4063> と三菱電機 <6503> 、任天堂 <7974> 、ソフトバンクグループ <9984> で、信越化学工業とソフトバンクグループでは強気の割合が9割を超えています。さらにパナソニック <6752> とアイシン精機 <7259> 、東京エレクトロン <8035> でも強気の評価が13人となっています。

強気評価が10人以上の主な3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
米国株の正念場 日本は実質新年度入りで押し目買いが入るか注目
高関税を課す対中政策はいったい誰の為の制裁措置なのか
貿易戦争
米市場金利上昇:新興国への警戒感を高める必要
【決算メモ】東京ドーム(9681)