2018年4月13日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

シリア情勢の緊迫化により、ヘッドラインで株価が乱高下している。化学兵器の使用が確認されれば、米国は軍事オプションに踏み切るとしているが、現在フランスとの共同軍事行動の調整に時間を要している。

ただし、オバマ前大統領がシリアに対し「化学兵器の使用はレッドライン越えになる」と明言したものの、2013年に実際、化学兵器が使用された際、軍事介入をしなかったという過去もある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

地政学リスクがくすぶる中、株価や米ドル/円が上がり続けるという状況は想定しづらい。4月は、米ドル/円の戻りを待ち、丁寧に売っていきたい。トレンドが出るのは、4月末から、株価が下落しやすい5月(セル・イン・メイ)に入ってからになりそうだ。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。