「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史も変わっていたであろう」という言葉があるように、美容は古来より関心が高いテーマのひとつだ。美容の世界では、日進月歩で技術革新が行われており、毎年新しいトレンドが生まれている。第2回目の連載では富裕層の美容事情をみていこう。
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富裕層は美容にお金をかける?
美容関連の支出に関して、一般女性が22.3%であるのに対し、富裕層の女性は44.3%と、一般女性に比べ美容への投資が積極的だというデータがある。(株式会社電通と株式会社ハースト婦人画報社が2015年2月に発表した、世帯年収2,000万円以上の女性約300人が対象の「意識・消費行動調査」より)
また、カイリー・ジェンナーが手がける「KYLIE COSMETICS(カイリーコスメティクス)」やミランダ・カーの「KORA ORGANICS(コラ・オーガニックス)」など、海外セレブが化粧品のプロデュースを手がけることも多くあり、富裕層から発信される美容情報を注目している人も多い。富裕層であればあるほど美容への意識が高いと言っていいだろう。