2018年8月1日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日31日(火)に行われた、日銀の金融政策決定会合の結果は、賛否はあるものの、基本的に金融政策の変更と理解している。緩和継続の枠組みであるフォワードガイダンスを導入したことで、長期的には低金利が維持されることになり、見方によっては緩和修正ではないとの意見もある。来年2019年10月に予定されている消費税の引き上げまでは、低金利を維持したい思惑があるのだろう。発表後の米ドル/円は、一旦バイ・ザ・ファクトで112円手前まで上昇した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

長期金利の指標となる10年債金利は、上昇に転じており、本日1日(水)午前の時点で、0.105%まで上昇している。円金利のじり高推移は、米ドル/円の上値を抑える可能性があり、米ドル/円は戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。