目次

  1. 中国大手医薬品メーカー 抗がん剤、麻酔薬では国内トップシェア
  2. カリスマ会長が発展の原動力
  3. 今後注目したい3つのポイント
    1. (1)本土最大クラスの研究開発体制 世界的に手薄な分野にターゲットを集中
    2. (2)今後、有力な新薬発売が続く
    3. (3)高成長が続く抗がん剤市場

中国大手医薬品メーカー 抗がん剤、麻酔薬では国内トップシェア

上海、成都、蘇州、連雲港などに生産拠点を持つ民営の大手医薬品メーカー。2017年12月期の部門別売上高は以下の通り。各種抗がん剤、手術用麻酔薬、造影剤が主力製品で、それらが売上高、粗利益の8割強を占める。抗がん剤、麻酔薬では国内トップシェアである。

テンバガー,江蘇恒瑞医薬
(画像=筆者作成)
テンバガー,江蘇恒瑞医薬
(画像=筆者作成/江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン、600276、上海市場)の株価チャート)

カリスマ会長が発展の原動力