『ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018』が発表され、ストレス解消法として「美味しいものを食べる」「旅行をする」が2位~3位にランクインした。対象はビジネスパーソン1,000人。果たしてストレス解消の第1位は何だったのだろうか。

ストレス解消法は「睡眠」「美食」「旅行」がTOP3

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(画像=メディケア生命保険『ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018』 ビジネスパーソンのストレス解消法)

調査を行ったのはメディケア生命保険。全体では「ストレスが溜まっている」と感じている人が68.9%にも達したという。

上の表は「普段、ストレスを解消するためにしていること」(複数回答)の回答結果。トップ3はこのようになっている。

1位 ぐっすり眠る 31.9%
2位 美味しいものを食べる 28.1%
3位 旅行をする 23.5%

続いて同率4位が「ショッピングをする」(22.5%)、「お酒を飲む」(22.5%)。

40代にフォーカスすると、20代・30代よりも「運動をする(ジョギング・スポーツジムなど)」の割合が高く、約2割の人がストレス解消のために定期的なエクササイズをしているのが興味深い。昨今のランニングやトレーニングのブームと健康意識の高まりが現れた結果と言えそうだ。

職場でイライラした時は……どうやって気持ちを落ち着かせているのか

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(画像=メディケア生命保険『ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018』 ビジネスパーソンのストレス解消法)

また、同調査では「職場でイライラしたり、カッとしたりすることがあったとき、どのようにして気持ちを鎮めているか」(複数回答形式)も聞いている。

1位 深呼吸をする 30.6%
2位 コーヒーやお茶を飲む 29.8%
3位 トイレに行く 23.9%

という結果になった。中には「数字を数える」という面白い方法も。どれも気軽にできるものなので、イライラした時はアンガーマネジメントの参考として試してみるのもいいかもしれない。

40代がストレス解消で行きたい旅行先1位は「草津温泉」

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(画像=メディケア生命保険『ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018』 ビジネスパーソンのストレス解消法)

ビジネスパーソンがストレス解消のために行っていることで、「旅行」が上位に挙がったが、その旅行先も年代によって異なるようだ。表は「ストレス解消で行きたい観光スポット(観光地や温泉など)」(自由回答形式)の全体・年齢別TOP5。20代や30代はテーマパークなど、比較的アクティブに活動できる場所を選んでいる。それに対して40代以上は温泉を好む結果に。のんびりと心身を癒したい人が多いようだ。

家庭では父親、職場では多忙なビジネスマンとして、様々な顔があるからこそ、ストレスも溜まりやすい40代。イライラを溜め込まず充実したビジネスライフを過ごすために、皆が行っているストレスマネジメントを参考にしてみてはいかがだろうか?

文・吉永麻桔(フリーライター)/MONEY TIMES

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