KDDIの会社概要
KDDIは、移動通信・固定通信の両方を併せもつ総合通信事業者の会社です。個人については「au」というブランドで、携帯電話事業とインターネットや固定電話などの事業を提供しており、法人については、ITC領域（コンピューターやインターネット技術などの情報通信技術）全般のサービスを提供している会社です。
2000年10月に、国内通信のDDI、国際通信のKDD、移動通信のIDOと合弁して設立された会社です。2001年10月には、子会社で携帯会社のauが合弁し総合通信事業者として一貫したサービスの提供ができるようになりました。
またさらなる競争激化に対応するため2005年にはツーカー3社と2006年には、法人データ通信に強みのあるパワードコム、2007年には光ファイバー事業を合弁さらに同じ年にＪＣＮを子会社、2008年には中部テレコミュニケーション（CTC）を2013年にはJ:COMなどを子会社にして今年2014年4月JCNと統合しています。
買収したKDDIの狙いとは、買収したナタリーはどんな会社
今回、買収したポップカルチャーニュースサイト「ナタリー」を運営するナターシャは、日本の会社です。「ナタリー」は、国内最大級のポップカルチャーニュースサイトで、毎日更新される、音楽、コミック、お笑いの3ジャンルのニュース記事は、配信の速さや話題の網羅性、アーティストのインタビューなどの特集記事も充実しているという事で、若い人を中心に人気があるようです。
若者に人気のあるサイトを取りこむことで、今よりもエンターテイメントサービスを活性化させられると感じているようです。KDDIは、今回の買収に関して、それぞれの持つ強みを生かすことができるといっています。KDDIは最近、「au wallet」などのお財布携帯の進化バージョンのサービスの提供など、他2社に比べると、特に若い世代に向けたサービスを意識しているような感じをうけます。
