毎日、どこかで必ず目にしているオーラルケアに関するテレビCMや広告。これだけ情報が溢れているというのに、健康志向の高いはずの日本人は歯に対する意識が欠けているといえます。客観的にみても、日本の歯科医療技術は他の国々と比べて長けているはずなのに、なぜだろうという疑問が長らくありましたが、しかし近年は意識改革が行われ、歯のケアに力を注ぐビジネスパーソンが増えてきたと言います。
オーラルケアの商品が爆発的に増加?
まず、店頭に並ぶオーラルケアに関する商品が爆発的に増えたことにより、歯に対する注目度が高まってきたことが考えられます。それらのパッケージをみると、海外から輸入された商品も多く目に付きます。特に多いのが歯の先進国とされるスウェーデン製です。
例えばピック型のデンタルフロスから、ミントの香りが漂う気の利いた歯間ブラシなど多種多様で、どのようにして選べばよいのだろうと迷うほどです。また、歯医者に行かずとも手軽に自宅で試せるホワイトニング関連の商品も、ここ数年で数が増え、数多く陳列されています。
最も簡単で低コストのホワイトニングはやはり、歯磨き粉。1〜2回試したぐらいでは効果は現れませんが、根気よく使い続けることで実感が沸いてきます。通常の歯ブラシでは届かない隙間の磨き残しには、先端の細い歯ブラシを用いると効果がより実感できるそうです。
また、デンタルフロスと併用したり、タバコのヤニやステインなどの蓄積による歯の黄ばみを白くする洗口液なども併せて使うとなおよしです。歯槽膿漏や口臭予防にも一役買ってくれるといえます。
時間がない人はホームケアで美しい歯を
もう少し本格的に歯を美しくケアしたいと思うものの、歯医者に通う時間はないと思う人もご安心を。ホームケア用の商品も数多くあります。特に人気なのは、通常の歯磨きの後にもう一度、専用の液体をつけてブラッシングする手法。誰にでも気軽に試せるアイテムで難しさがありません。美容歯科のホワイトニング施術は一般的に6万円前後かかると言われていますが、ホームケア商品を使えば、コストは約10分の1程度に抑えられます。その分、歯科医院での施術に比べて効果を感じるまでには時間がかかります。
時には歯科医を頼ることも重要
短期間のうちに白い歯を手に入れたい人は、専門家のいる歯科医院へ足を運ぶのが一番です。金額はかさみますが医師による確実な施術が受けられるだけではなく、歯のメンテナンスをこまめに受けることが可能です。ホワイトニングをする際は、虫歯治療など口内環境を全て整えてから施すので、手間も時間も相当かかります。しかし、素早い効果と口内への負担を軽減したい人向けには、やはりプロの歯科医に託すのが懸命だと言えるでしょう。
美しい歯は見た目の印象がよく見える
昨今、口内環境が健康にも大きく影響することに注目が集まっています。健康な歯があれば、食べ物も美味しく食べることができますし、また人に与える影響や印象も、変わることでしょう。都内で開業する歯科医曰く「社会人になってから歯の矯正をする人が増えてきた」という実感があるそうです。また、実際に歯の矯正をしている人や歯のホワイトニングに余念がない人に聞けば「歯にお金を掛けられるようになったから、歯並びをキレイにしたかった」「美しい歯だと笑顔に抵抗感がない」と答えます。やはり、冒頭でも触れたように、ここ日本でも意識が変わりつつあることは間違いないようです。
まずは簡単なデンタルピックやフロス、歯磨き粉から始めてみてはいかがでしょうか。負担をかけない程度に、まず一歩を踏み出すことが大事です。(提供:J.Score Style)
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