ポイント還元率の高さで定評のある、家電量販店のビックカメラ。ここでは、より多くのポイントを獲得するために知っておきたいことと、ビックカメラで利用したときに、ポイントを2重取り、3重取りできるクレジットカードを3つ紹介する。

基本となるポイント還元率は10%

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(画像=PIXTA)

ビックカメラで商品を購入すると、その代金に応じてビックポイントが貯まる。ポイント還元率は商品によって異なるがほとんどは10%で、獲得したポイントの有効期限は2年間。商品を購入すると、有効期限はそこから2年間となる。

ビックポイントは、ビックカメラ全店(ネット店舗含む)で商品代金の支払いに充当できるほか、コジマポイント、ソフマップポイントとの間で1:1のレートで相互に交換できる。なお、いずれのポイントも1P(ポイント)は1円相当だ。

他社ポイントからビックポイントへの交換については、JCB OkiDokiポイント200P→ビックポイント1,000P、VISA ワールドプレゼントポイント200P→ビックポイント1,000P、UCカード永久不滅ポイント200P→ビックポイント1,000P……というレートで交換でき、ビックポイントにまとめて使うことができる。

通常のクレジットカードでは8%還元となる

ビックポイントの還元率は基本10%だが、支払い方法によっては8%となる。よりお得にポイントを貯めたいなら、10%となる支払い方法を選びたい。具体的に10%になる支払い方法と、8%になる支払い方法を見てみよう。

10%還元

現金払い/ビックカメラグループクレジットカード/キャッシュカード(J-Debit)/電子マネー・モバイル決済(Suica・PASMO・その他一部交通系ICカード・WAON・nanaco・楽天Edy・ICOCA・bitcoinなど)/ビックカメラ・コジマの商品券&ギフトカード/代金着払い(代引き発送)

8%還元

(ビックカメラグループ以外の)クレジットカード/バーコード・QR決済(LINE PAY・PayPayなど)/各種ギフトカード(JCB・VISA・DC・UC・ダイナースクラブ・ニコス・びゅう商品券など)/電子マネー・その他決済(QUICPay・iD・auWALLET・JCBデビット・VISAデビットなど)

ビックカメラグループのクレジットカード以外のクレジットカード決済では8%還元になり、電子マネーは種類によって還元率が変わるということだ。

なお、ApplePayで支払う場合は、iD決済かQUICPay決済の形となるため8%還元。Google Payでは5つの電子マネーと4社のクレジットカードが使えるため、そのうちどれを選ぶかで還元率が変わる。

支払方法によってポイントの3重取りも

実は、ビックカメラで10%を超えるポイントを得る方法がある。10%還元のビックポイントに加え、クレジットカード利用で貯まるカード会社のポイントや、電子マネー利用で貯まるポイントなどが合わさると、10%を超えるポイントを獲得できるのだ。

たとえば、クレジットカードから電子マネーにチャージし、その電子マネーをビックカメラで使えば3種類のポイントが貯まり、いわゆる“ポイント重ね取り”となる。面倒なようだが、事前にクレジットカードから電子マネーへチャージしておけば、購入時は現金払いよりも手間がかからない。

このような観点で検証した、ビックカメラでお得感の強い3つのクレジットカードを紹介しよう。

ポイント2重取りで11.5%還元となる「ビックカメラSuicaカード」

ビックカメラグループのクレジットカードで購入すると、その金額の10%分のビックポイントが貯まるわけだが、ポイント重ね取り方法を用いると、合計11.5%のポイントが貯まるカードがある。それが、ビックカメラSuicaカードだ。

年会費は477円(税別)で、VISAまたはJCBを選べる。初年度は年会費無料で、年間1回でもクレジット払いがあれば次年度も年会費無料となるので、実質的に年会費無料と考えていいだろう。

このカードはSuicaのオートチャージが可能で、チャージ1,000円(税込)につきJRE POINT(JR東日本の共通ポイント)15P(15円相当)が貯まる。つまり、還元率は1.5%であり、ビックカメラでこのSuicaを使って支払うと、合わせて11.5%の還元率となる。

種類の違うポイントが別々に貯まることになるが、JRE POINT 1,000P(1,000円相当)→ビックポイント1,000P(1,000円相当)、あるいは、ビックポイント1,500P(1,500円相当)→Suica 1,000円分として交換できるので、ポイントを1つにまとめて使うこともできる。

なお、ビックカメラ以外でクレジット支払いをした場合は、1,000円(税込)で0.5%分のJRE POINTと0.5%分のビックポイントが貯まり、合わせてポイント還元率は1%となる。また、JRE POINT加盟店で提示すると、100円(税別)につきJRE POINTが1ポイント貯まる。

ビックカメラで2種類のポイントが貯まる「ビックカメラJ-WESTカード」

ビックポイントのほかに、J-WEST(JR西日本の共通ポイント)が貯まるのがビックカメラJ-WESTカードだ。このカードの国際ブランドはVisaで、年会費は1,080円(税込)。初年度は年会費無料で、年間1回でもクレジット払いがあれば次年度も年会費無料となるので、こちらも年会費無料と考えていいだろう。

このカードをビックカメラで使うと、10%分のビックポイントのほか、0.5%分のJ-WESTポイントを獲得でき、合わせて10.5%の還元率となる。ビックカメラ以外でのクレジット支払いでは0.5%の還元率だ(J-WESTポイント)。

貯めたJ-WESTポイントは、JR西日本のICカードSMART ICOCAに1:1でチャージできる。なお、ビックポイント1,500P→J-WESTポイント1,000Pのレートで交換も可能だが目減り感があるので、ビックポイントとJ-WESTポイントはそれぞれに別に貯めて、別に使うほうが良さそうだ。

このカードには、年間150万円までのショッピング保険が付帯し、ビックカメラ以外での購入にも適用される。また、海外最高2,000万円・国内最高1,000万円の旅行傷害保険も付帯する。

また、カード会員は西日本・四国・九州エリアの新幹線や特急のお得なきっぷを利用できるほか、年会費1,080円(税込・無料化なし)の「エクスプレス」カードでは、それらの機能に加え、新幹線をお得に使える「エクスプレス予約」を利用できる。

ポイント3重取りで11.7%の超高還元率になる「リクルートカード」

ポイント3重取りによって、ビックカメラグループのクレジットカードを超える還元率を実現するのが、リクルートカード+楽天Edy(あるいはnanaco)の組み合わせだ。

年会費無料で作れ、VISA、MasterCard、JCBから選べるリクルートカード。1.2%という高還元率を誇るカードだが、これを楽天Edyにチャージしてビックカメラで支払うと、リクルートポイントと、楽天Edy利用分につく0.5%分の楽天スーパーポイント、ビックカメラでの10%分を合わせて11.7%という超還元率となる。なお、nanacoへチャージしてビックカメラで支払った場合も同じ還元率となる。

ただし、カードブランドにJCBを選んだ場合は楽天Edyのチャージはできない。また、月間3万円までのチャージ分(すべての電子マネーの合算)にしかポイントが付与されないので、チャージした電子マネーを使ってビックカメラで購入する場合、高額商品の購入は難しい。

なお、リクルートカードで貯まるリクルートポイントは、じゃらんやホットペッパー、ポンパレモールなどリクルートグループの支払いに充当できるほか、ローソンやKFCなどで使えるPontaポイントにも交換できる。

また、このカードには、海外最高2,000万円・国内最高1,000万円の旅行傷害保険と、年間200万円までのショッピング保険が付帯する。

交通系ICカードの利用状況も考慮しよう

ポイント還元率だけで考えるなら、ビックカメラ以外での還元率も高く、電子マネーと組み合わせるとビックカメラで最大11.7%となるリクルートカードがベストな選択ということになる。

ただし、高額商品購入の有無や、交通系ICカードの利用状況などにより、ビックカメラSuicaカードやビックカメラJ-WESTカードのほうが総合的に考えて、よりお得ということもあるので、ビックカメラユーザーは自分の生活スタイルも考えて、クレジットを選んでもらいたい。

文・モリソウイチロウ(ライター)/MONEY TIMES

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