投資物件の情報収集方法とは
第二次安倍内閣が始動してから、日経平均株価もじわじわと上昇し、今年からは少額投資非課税制度NISAも始まり、この上昇相場に乗り遅れまいと、初めて株式投資をする人が増えてきました。また、不動産会社が主催する不動産投資セミナーが盛況となるなど、安定的な収入を求めて不動産投資を始める人も増えています。
いくつかの不動産会社からは、ここ最近、ワンルームマンションなどの投資用不動産に対する問い合わせが増えてきているという話も聞いています。ただ、初めて不動産を買おうとする場合にはどこで物件情報を得たらよいのか、なかなかわからないということもあると思います。
不動産会社のホームページにアクセスしたり、投資物件一括サイトを確認したり、不動産会社に問い合わせてみたりとその方法は様々です。しかしながら、自分が見つけた物件が常に良質な物件とは限りません。今回はワンルームマンション等の不動産投資物件を探すにあたっての注意点についてまとめてみました。
情報収集はホームページだけでは不十分
てっとり早く情報を収集する手段として思いつくものがホームページです。不動産会社は自社サイトに物件情報を掲載していますし、「楽待」「健美家」などの投資物件情報サイトなどもあります。投資物件情報サイトに会員登録しておけば、頻繁に不動産投資物件の新着情報が送られてくるようにもなります。
但し、気を付けなければいけないことは、これらのサイトに掲載されている物件が優良物件である保証はないということです。特に投資利回りが高めの物件の場合には注意をしましょう。投資利回りが高いのに、多くの会員もしくは不特定多数に公開しているということは、なかなか買い手が付いていないということを意味しているという側面もあります。
仮に、すぐに決まるような物件であれば、手間やお金をかけて、ホームページに載せたり、不動産投資物件サイトに掲載したりしなくても、不動産会社が抱えているお客様に紹介している段階で決まっているはずです。もしも、投資案件として魅力的な物件を見つけたら、その物件の周辺の家賃相場などを調べておくということくらいはしておきましょう。