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まだ続く二子玉川の再開発
二子玉川を含む世田谷区は、常に住みたい街ランキングの上位にランキングされますが、他方、住みやすいがビジネスの中心である都心からは、渋谷区の代々木上原などと比べて遠いというデメリットも言われる街でした。
二子玉川駅周辺は、西口の玉川高島屋を核として発展していました。東口側では、1985年に遊園地であった二子玉川園の閉園後、二子玉川タイムスパークとして営業していたエリアを中心に再開発が行われています。第一期事業として、2011年に二子玉川ライズがオープン、高層マンションも隣接し、東口周辺の風景は一変しましたが、更なる再開発プロジェクトが進行しています。
再開発が進む二子玉川では、どのような物件への投資が狙い目でしょうか。
二子玉川ライズ第2期事業
東口側一体の再開発事業は、東急不動産を主体とする事業組合が、東京都の認可を受けて進めています。二子玉川駅周辺の約11.2haという民間の再開発としては最大級のエリアに、二子玉川ライズという商業、オフィス、住居からなる新しい街を作るプロジェクトです。多摩川の自然環境と調和した街つくりとしてプロジェクトは進められ、事業は2期に分かれており、第1期事業は完了しています。第1時事業は、2010年7月までに超高層タワーを含む総戸数1033戸の住宅と商業棟の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が順次竣工しました。続いて2010年12月に、「二子玉川ライズ・オフィス」、2011年3月に「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が開業しています。
第2期事業では、バスターミナルのある交通広場を挟んで、二子玉川駅東口から二子玉川公園に続くリボンストリート沿いに施設の建設が進められており、2015年に完了予定です。シネマコンプレックスやフィットネスクラブなどの商業施設、オフィス、ホテルが入居予定となっています。商業施設は、「MINNA TERRACE」をコンセプトにし、オープンモール型となります。
リボンストリートの先にオープンした二子玉川公園とは
二子玉川公園は世田谷区の事業として多摩川河川敷に近接して整備され、2013年4月に一部オープン、2014年4月に拡張しました。多摩川を見下ろせる眺望広場や木製遊具などがあるみどりの広場などが設けられ、スターバックスも出店しています。周遊式日本庭園の帰真園内には、「旧清水邸書院」が復元されています。親子連れを中心に、老若男女問わず楽しめる公園となっています。
地域住民の憩いの場として設けられた二子玉川公園ですが、二子玉川ライズとは、歩行者専用通路のリボンストリートで結ばれた一体開発となっています。二子玉川公園の隣接は、二子玉川ライズのマンションに居住する魅力の一つでもあります。