「プレゼン」のときの会話のポイント

プレゼンのポイント①

「I will be speaking for about an hour.」
(1時間話します)

最初にテーマと時間を伝え、あとは「型」に従う

プレゼンで重視すべきは「ロジック」。英語圏の人々はそれに基づいたスピーチ術を学生時代から習い、ノウハウを熟知しています。とはいえ難しく考える必要はありません。プレゼンは型が決まっているので、一度覚えてしまえばあとは楽。「introduction(導入)」「body(中身)」「conclusion(結論)」で進む、という構造を覚えれば、あとはその型にはめ込んでいけばいいだけです。

導入では「Hello, everyone.」「Thank you so much for coming today.(本日はお越しいただきありがとうございます)」という挨拶から始まって、「Today I would like to talk about ~」と、何について話すかを語るのが定番。「I’ll speak for about an hour.」などと、最初に時間の目安も必ず伝えましょう。すると、聞いているほうに心構えができます。

プレゼンのポイント②

「Thank you very much for your listening.」
(お聴きいただき、ありがとうございます)

最後がうまく締まるかどうかで、印象が段違い!

プレゼンでテーマの話(body 部分)に入るときは、まず構成を明らかにすること。「I’ve divided my talk into three parts.(3つのポイントに分けてお話しします)」と伝え、「First, ~」「Second, ~」というように順序を明示して話すようにしましょう。途中途中で、今の話は全体のどの部分にいるのかを示してあげると、聞いている人は、あとどれくらいなのかがわかり安心します。

そして結論に来たら、「As a conclusion(結論として)」と告げて、最も伝えたいメッセージを語りましょう。そして「Thank you very much for your listening.」のひと言で締めます。プレゼンでは、最初と最後が肝心。出だしと締めの言葉は決まり文句として暗記し、原稿を見ながらではなく、聴衆を見て話せば堂々とした印象になります。