「○○力」と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?
実行力、鈍感力、忍耐力、質問力、情報収集能力など、さまざまな言葉があります。ビジネスの世界で必要な能力は多々あり、それを身につけるために多くの人がビジネス本やウェブサイトを見て学ぶのではないでしょうか。
こういった力は経営者や富裕層にたくさん身についてると思う人もいるかもしれませんが、実は経営者よりビジネスパーソンの方が勝っている力があります。それは、資産形成にも大いに役立つ力です。今回はその「○○力に」ついて探ってみましょう。
経営者よりビジネスパーソンが勝っている○○力が意図するものとは
ビジネスの世界において、マネジメント層の指示に従い業務を確実に実行していくことがビジネスパーソンに求められている力です。ただ、仕事以外のことも含めて俯瞰して考えてみます。経営者よりも勝っている○○力とはどのようなことか思いつく人もいるのではないでしょうか。
ビジネスパーソンが経営者よりも優れているのは、その人の持つ「信用力」です。信用力といえば、ビジネス上では経営の指揮をとれ、優れた実績を残している経営者の方が優位なイメージがあります。しかし、もっと広い目で見ると、お金を借りる時の信用力にたどり着くのではないでしょうか。
実は会社を経営していたり、フリーランスの立場になると収入が不安定だという理由で借入の信用力が低下する可能性もあるのです。もちろん、これは人によって異なるので、全員がそうなると断言することはできません。
ただ、同い年の収入が安定しているビジネスパーソンがお金を借入する時と、会社の経営者がお金を借入するときには同一条件になるかどうか分かりません。経営者よりも信用力が他界可能性も十分にあります。これは、ビジネスパーソンにとってはメリットのひとつだと考えることができます。
折角の「信用力」を将来の自分のために役立てていない
そうはいうものの、借入を行って余裕資金を得ても、それをどう利用するか次第でその後のステップが異なります。日本ではこういった信用力を利用して借入をするのは、自動車の購入、子どもの教育資金、マイホーム購入などの場合が多いのではないでしょうか。確かにこれらは資産価値がありますが、信用力を活用した投資とは言い難いです。
借入を行うのであれば、上記の様な内容もありえますが、自分自身へのさらなる成長のための投資を行うのも一案でしょう。自分の信用力を使って、たとえばMBAの取得を目指したり、ハイクラスの時計やスーツを身に着けたり、経営者層とうまく渡り合うための教養として芸術鑑賞や習い事を嗜み、いざ商談を行う時には堂々とした振る舞いができ、よい結果を導くこともできるでしょう。
「信用力」と自己投資は密接な関係がある
ここで大切なのは、未来への自分への投資として「信用力」を活用するという考え方を理解することです。自己投資は、このように借入を行うことで、本来自分のお金ではなかった他の人の資金を活用し、自分に対してレバレッジをかけることができます。借入を行う人は大勢いたとしても、融資を消費に活用してしまい、信用力と自己投資を別物だと捉えてしまっています。
たとえば、MBA取得のための借入を自己投資だと考えた時、MBA取得後にどのようなことをするのか確固とした目的や目標が必要だということは言うまでもありません。どこでMBAを取得するのかも重要ですが、何をするのかを選択し、実行することが大切になります。
自分の信用力を活かして自己投資の一環としてMBAにチャレンジする人は、MBA取得後の自分の方向性や取得できる年収等キャッシュフローをよく考えてMBA取得の判断を行っています。
MBAを取得後のことをよく考えず、MBA取得を目的にしている人に比べると、将来の自分の価値や評価、そして資産に大きな差がつく可能性も十分に考えられます。
「信用力」を使って自己実現の検討も
自己投資をするにあたり、資金がいくらあるのかは最終的な自分の価値を大きく左右する要素の一つとなります。そのため、ビジネスパーソンの信用力は自分自身にとってサポートのひとつになるといえます。ビジネスパーソンなら誰でもある程度持つ信用力ですが、このメリットと将来的な効果をよく考えてみましょう。
自己投資にあたり、ビジネスパーソンをもつ信用力は将来の自分を高めるために大きな力を発揮するに違いありません。(提供:J.Score Style)
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